自分が存在しないとついに納得できる良書の紹介

2018年1月1日月曜日

悟り

【何かをすることができるどんな 「自分 」も 、本当は存在しない】

「私はいない」を本当に理解できる最高の良書だと思ったのはこちらです。

これを読んで楽になる人もいれば、運命は変えられないのか、と絶望する人もいると思います。

誰がかまうもんか?!

運命 ラメッシ: … …一つ一つの肉体精神機構に関する神の意志が 、私がその肉体精神機構の運命と呼ぶものであり 、それは受胎の瞬間に刻印されるものです 。受胎の瞬間に 、その受胎の運命が刻印されるのです 。 (中略) ラメッシ:それらは同じものです 。おのおのの肉体精神機構に関する神の意志が 、運命です 。一つの肉体精神機構の運命が 、神の意志です 。 マルクス:そうするとこれは 、実際 「あなた 」は何もすることはできず 、ただ受け入れるしかない 、ということですね 。 ラメッシ:マルクス 、そのとおりです 。

(中略)

もし殺人が起こったとすれば 、何が本当に起こったのでしょうか ?起こったのは 、一つの肉体精神機構が殺され 、もう一つの肉体精神機構はそれを通じてこの殺人が起こるための道具である 、ということです 。 殺された人は ─ ─別の肉体精神機構に殺されるというのが 、その肉体精神機構の運命でした ─ ─それが運命です 。 誰も 、自分がどうやって死ぬのかを知ることはできません 。それは自然な死かもしれません 、事故かもしれません 、殺人かもしれません 、自殺かもしれません 。ですから 、これらの四つの死に方のうち 、どれが特定の肉体精神機構にあてはまるかは 、その運命であり 、受胎の瞬間に刻印されているのです 。 マルクス:私たちは 、神の意志を理解しようとすることができないのですか ? ラメッシ:マルクス 、あなたはそれをやりはじめようとすることさえできません 。 ラメッシ:あなたにできることはただ 、あなたが少し前に言ったように 、ものごとをあるがままに受け入れることだけです。

引用元:"誰がかまうもんか?!

誰がかまうもんか?!