生まれてきたくなかった魂

2015年10月29日木曜日

死後の世界 生まれる 転生 輪廻


生まれてきたくなかった魂がいる

彼らは知っていたから

カルマを返すための人生になると

とても苦しい人生になると

そのための親を環境を選んで生まれてくる

自分の意思ではないと

借金の取り立てにあうように

この世に突き落とされて

だから、なんで私を産んだのかと
親を責めることがある

この世の倫理や道徳では絶対に語れない真実を彼らは知っている

流産も中絶も
親の不摂生や非情さではない

肉体の問題でも
この世での生き方の問題でもない


生まれてきたくない魂が
どうやって、生まれずに少しでも
あの世に長く居続けるか思案して

親になるはずだった男と女のカルマを
自らが立ち去ることで代わりに引き受け、天に返す
同時に、自身のカルマも返す

授かった子どもを産めずに慟哭する親は 慟哭でカルマを返す計画だった

だからといって、子どもが生まれ育つ親にはカルマがないわけではなくて

別の形で別の時期に返すことになっているからだ

そして、子どもが成長しさらに子どもを産む

遺伝子が受け継がれることは
親のカルマを返す計画がこの人生で完了せずに

また、この世に舞い戻ることを意味する

いずれ、カルマ返しに協力してもらう親となる器を作って

いずれ、カルマ返しにふさわしい環境を準備していくのだ


生まれてきて、遺伝子を残さず死にゆく人は

その魂が、もう生まれたくないと望んでいて
そして、この世での返済が完了したことを意味する

子どもがいても、その子どもに子どもがおらず、自分の血が絶える場合もあてはまる


その意図の魂は若いうちから歳を重ねても、子孫を残すことへの執着がない

そして、授からないことを悩まない

誰よりも自身の魂の意図は自身が知っている

周囲が何か言うなら
言った人間は、そのカルマを負うことになる

果てしない輪廻転生を終える日は遠ざかってしまうだろう

そして、いつかはその人もまた
子孫を残すことなく
この世に未練を持たず去っていくことになるのだ