木内鶴彦氏の「死亡体験」死んだ瞬間の話

2014年10月14日火曜日

死後の世界 木内鶴彦

著書には通常の「臨死体験」についても書かれていますが、気になるのはやはり誰も経験したことのない、「心停止後」の完全なる「死後」体験です。


■息を吐いたきり、吸えない!

木内さんは若いのに、原因不明の病で心停止してしまいます。

その時に心臓と、心臓が最初止まったんですね。で、ドッキン、ドッキン、ドッキンと脈打ってるんですが、それがドッキンで終わっちゃったんですよ。アレッと思った次の瞬間息ができないんですよ。呼吸ができないってどうなるか皆さん教えておきますけども、吐いたきり、吸えないんです。吸えないんです。

で、苦しくないんです、それで。最初、それで苦しくないってことがどういうことなのかわからない。だけど、その状態でありながら意識はさっきからズ−ッと継続してるんです。わかります?その状態になった時、こうなって、上を見てる状態で、アレ、息もしてないと思った時にうちのお袋がハッとここ近付いたんですよ、ここに。

で、身体揺すぶるんですよ。そして、何て言ったかというと、あっ、死んじゃったと言うんですよね。 

■死んだ自覚がなく、ベッドに横たわる自分の姿を見て驚く

足をベッドの脇に出して立とうという素振り、素振りというか、自分では本当は立ってるんだけど素振りと言わなければならない辛さがあるんですけどね。そうやって、手をつこうとしたら、ここに自分の肉体があるんですよ。
これはね、はっきり言うとショックですよね。何これ.俺はここにいるんですよ。何で俺はここに寝てるわけ?わけのわからない、頭の中で整理できなくなるんです。