瞑想を成功させるコツは「呼吸に意識を向ける」

2014年6月7日土曜日

瞑想法

「瞑想」というと、「何も考えない、思考を停止させる」ことで「無」の状態を作らねばならないというイメージがあると思います。

けれど、実は瞑想中には、さまざまな考えが浮かんできてもOKなのです。

瞑想中に浮かんでくる思いは、ただそのままにしておく、感情移入をせずにただ、その思いを「観察」する。傍観する。

すると、最初のうちは思いは無限に湧き上がってくるように思えるかもしれません。

けれど、これは私自身の経験でもありますが、

最初は湧き上がる記憶や想いに、感情移入してしまう。
何度も浮かんでくる思いは「ああ、またか」と比較的「流せる」ようになる。
やがて、思いが浮かんではいても、まるでつまらない映画を見ていても「ただ眺めている」だけで内容が頭に入ってこないように、浮かんでくる思いに自分の意識が向かなくなる

・・・そうしてあるとき、「無」あるいは「空」と呼ばれる状態にいました。

■手っ取り早く「思い」にとらわれなくなるには「呼吸に意識を向ける」

一番手っ取り早く「無」や「空」「いまここ」と呼ばれる状態になるには、呼吸に意識を向けることです。
「吸っている・・・吐いている・・・」その繰り返しに意識を向けると、自然に他の思いは浮かんでこなくなります。

呼吸法に注目し、「空」「今ここ」を感じるための瞑想は、最近ではティク・ナット・ハン師の瞑想が注目されているようなのでご紹介します。